病院探しをする上でぜひチェックしておきたいのが、病院の運営母体です。
病院の運営母体としては、大学、医療法人、自治体、公的機関、赤十字社、企業、個人など様々な母体が挙げられます。
そして、当然ながら病院の経営方針や人事評価・教育システム、給与体系、職場の雰囲気などは運営母体によっても大きく異なってくるのです。
昨今では経営難の病院も多く、病院の統廃合や吸収合併に伴い運営母体が変わることもよくありますが、運営母体の変更により職場の雰囲気ががらりと変わってしまったという話も良く聞きます。
病院の経営者である運営母体の存在は、経営方針から現場の職員の働き方にいたるまで幅広く隅々に影響を及ぼしますので、病院の経営状況と併せてぜひしっかりと確認しておくことをおすすめします。
運営母体により変わってくる特色
その病院がどのような運営母体によって運営されているかによって職場の特色は変わってきます。ここでは、代表的な例を取り上げたいと思います。
大学
大学が運営する大学病院の場合は教育機関という色合いが濃く、教育や研修が充実しており学術的な側面からの看護知識は身につきますが、実践的な看護スキルは身に付けづらいという声も良く聞きます。
医療法人
医療法人の場合は法人のトップである理事長の考えや法人としての経営理念が強く組織運営に反映されるため、病院によって特色は多種多様です。理事長がどのような経営方針・理念で病院を運営しているのかをしっかりと確認する必要があります。
企業
企業が経営する病院の場合、企業経営の手法を病院経営に取り入れていることも多く、経営効率やコスト面でシビアな運営をしている病院が多いのが特徴です。しかし、企業色が強い分、医療サービスとしての品質向上に積極的な側面もあり、利用者満足度の向上に力を入れている病院も多くあります。
公的機関
公的な機関が運営母体となっている病院の場合、以前であれば民間よりもゆったりとした雰囲気の病院が多い傾向にありましたが、最近では財団法人化政策などにより経営改善を迫られており、徐々に民間の医療法人と変わらない雰囲気の病院も増えてきています。
運営母体の体制も確認しておこう
上記のように、運営母体によって特色は様々に異なりますが、運営母体の違いだけではなく、その病院は全国または広域に渡って医療機関を持っているグループ病院なのか、それとも特定の地域に根差している病院なのかなどによっても組織風土や人事システムは異なります。
例えばグループ病院であれば人事異動に伴って転勤もありえますが、その反面、施設横断型の研修に参加する機会もあるなど、それぞれメリット・デメリットが異なります。
運営母体がどのような体制でその病院を展開しているのかについても確認しておくとよいでしょう。
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