転職サイトとは、インターネット上に求人情報を掲載し、転職活動を支援しているサイトのことを指します。転職サイトには大きく分けて「求人広告サイト」と「転職支援会社のサイト」という２つのタイプが存在しており、非常に分かりにくいのですが両者は全く別のサービスとなっています。
１つ目の「求人広告サイト」とは、サイト上に求人情報が掲載されており、サイトから応募手続きをすると、直接採用側である病院やクリニックなどに連絡がいき、面接の調整なども採用側と直接やりとりするタイプのサイトのことを指します。代表的な看護師求人広告サイトとしては「とらばーゆ看護」などが挙げられます。
求人広告サイトの場合、掲載されているのは広告であり、採用側の病院は有料で求人情報を掲載しています。そのため、画像やコンテンツも非常に充実しており、ページを見ながら病院の概要を詳しく知ることができます。ただし、求人応募後の手続きは全て自分で直接やりとりする必要があり、担当のコンサルタントがついたりすることはありません。
２つ目の「転職支援会社のサイト」とは、転職支援会社が運営している自社のサービスサイトのことを指します。こちらのタイプのサイトにも求人情報は掲載されているのですが、求人へ応募をしようとしても、直接病院の担当者に連絡が行くわけではありません。転職支援会社のサイトの場合、自社の転職支援サービスを利用してもらうためのサイトですので、そのサイト内で転職活動が完結するわけではないのです。
求人を探すことはできますが、その求人に応募するためには転職支援サービスに会員登録をし、担当のキャリアアドバイザーから求人を紹介してもらう必要があります。しかし、転職支援サービスに登録すると、応募手続きや面接の調整など全てをアドバイザーに代行してもらえる上、希望だけ伝えておけば求人も紹介してくれるので、とても便利なサービスだと言えます。加えて全てのサービスは無料で利用することができるのも魅力です。
また、転職支援会社のサイトに掲載されている求人情報は、その会社が保有している求人の全てではないという点も重要です。転職支援会社は「非公開求人」と呼ばれる求人を保有しており、非公開求人はインターネット上には掲載されていないため、会員登録をしなければその存在自体を知ることができません。
特に人気が高く募集するとすぐに枠が埋まってしまうような病院・クリニックの求人などは、採用の手間を減らすために非公開求人の形式で水面下で採用活動が進んでいるケースも多いので、看護師転職支援会社のサイトに登録して紹介してもらうのがおすすめです。
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