内定承諾書

内定承諾書とは、内定通知書の逆バージョンで、求職者が採用側に対して書面で内定を承諾することを伝えるためのものです。内定誓約書と呼ばれることもあります。

内定承諾書は、主に企業が新卒採用時に学生に対してサインを求めるケースが多く、転職活動においてはあまり見かけませんが、一部の病院や企業では提出が求められることもあります。

採用側からの内定通知書は承諾された時点で法的な拘束力が発生しますが、内定承諾書には同様の拘束力はありません。つまり、承諾書を提出した後に辞退をしたとしても法的には何ら問題がないということになります。そのため、内定承諾書はどちらかというと求職者の意思を確認し、精神的な拘束力を高めるためのものだと言えるでしょう。

ただし、採用側も採用通知を出すまでには書類選考や面接など多くの時間を割いています。また内定承諾書を受け取った時点で少なくともその採用枠は求人活動がストップすることになるため、承諾後に辞退されると採用活動の大きな機会損失につながります。

これらの損失は求職者が想定する以上に大きいものなので、書面・口頭に関わらず内定を承諾する以上は「もう辞退はできない」という覚悟を決めたうえで承諾するようにしましょう。

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