職務経歴書とは、過去の職務経歴を1枚～2枚でまとめた書類のことを指します。これまで務めてきた企業や病院の概要情報やそこでの役職、仕事内容、経験年数、実績、それらの経験を通じて得られた能力やスキル、資格、自己アピールなどをコンパクトに分かりやすくまとめます。
病院やクリニックでの面接では職務経歴書を求められることはあまりなく、基本的には履歴書だけのケースが多いのですが、企業へ転職をする場合はほとんどの場合、履歴書と併せて職務経歴書の提出が求められます。
職務経歴書の書き方には大きく分けて２つの形式があります。一般的なのは、編年形式などと呼ばれますが、時系列で経歴を古いものから順に記載していく方法です。
ただし、幅広い仕事に携わってきた人の場合は、特定のスキルを強くアピールするためには時系列で記載するより職務内容や経験ごとにまとめて記載したほうが分かりやすくなるケースもあります。そのような方の場合は、キャリア式などと呼ばれるように類似した職務内容ごとに経歴をまとめて記載します。
職務経歴書は履歴書以上に詳細なキャリアの情報を掲載する必要があるので、強力な自己アピールのツールとして利用できる反面、履歴書よりも内容に差がつきやすい書類だとも言えます。
特に初めて職務経歴書を書く場合、書き始める前にこれまでの自分のキャリアや仕事内容、実績などをしっかりと整理する必要があり、最初から魅力的な職務経歴書を作成するのはかなり至難の業です。
職務経歴書の作成に自信がない方は、看護師転職サイトに登録してアドバイスをしてもらうことをおすすめします。看護師転職サイトに登録すれば効果的な職務経歴書のテンプレートをもらうこともできますし、キャリアの棚卸から経歴の書き方まで担当のキャリアアドバイザーに詳しくアドバイスしてもらえます。
治験関連企業への転職をお考えの方などは職務経歴書の提出が求められるケースがありますので、ぜひ万全の対策をして選考に臨みましょう。
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