内定辞退とは、言葉通り、企業や病院からもらった内定通知を自ら辞退することを指します。内定はあくまで内定であり、正式な雇用契約ではありませんので、内定を辞退することは法的には全く問題ありません。ただし、内定を承諾したあとにやっぱり辞めたということで辞退を申し出ることは内定辞退ではなく入社意思決定後の辞退となり、採用側とトラブルとなる可能性がありますので、注意が必要です。
内定辞退は法的には何の問題もないものの、やはり採用側からすると内定は採用したいという明確な意思表示でもありますので、断るときは丁重な態度が求められます。自分のために選考時間を割いてくださったことに対する感謝の旨と、可能であれば辞退の理由も含めてしっかりと伝えられると良いでしょう。
ただし、やはりせっかくラブクールを出してくれた企業や病院の内定を辞退するというのは気後れするものです。辞退連絡を直接するのは気が引けるという方は、看護師転職サイトを利用するのも一つの手です。看護師転職サイト経由で転職活動を進める場合、面接辞退や内定辞退などは直接病院側に連絡する必要はありません。担当のキャリアアドバイザーにその旨を伝えれば、自分の代わりに伝えてくれるからです。
内定を辞退することは可能ですが、内定を承諾後に入職を辞退するのは大変です。また、一度内定を辞退した後に、あとから辞退を取り消すことも基本的にはできません。内定を貰ったら、承諾・辞退をする前にしっかりと慎重に考えるようにしましょう。
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