キャリアアドバイザー

キャリアアドバイザーとは、転職支援会社に所属しており、求職者の転職活動やキャリアに関する相談に乗ってくれるアドバイザーのことを指します。

単なるアドバイスだけではなく、希望のヒアリング、ヒアリングに基づく求人のマッチング、紹介、面接のセッティング、面接アドバイス、条件交渉、退職交渉アドバイスなど、転職を成功に導くための幅広いサポートを全て無料でしてくれるので、転職時にはとても心強い味方となります。

転職支援会社によって呼び方が異なることも多く、「キャリアカウンセラー」「キャリアコーディネーター」「キャリアコンサルタント」など様々な呼称があります。

キャリアアドバイザーになるには特別な資格はありませんが、アメリカの米国CCE(The Center for Credentialing & Education, Inc.)が認定発行しているGCDF(Global Career Development Facilitator)というキャリアカウンセラーの国際資格などもあり、その日本版であるGCDF-Japanは厚生労働省指定キャリア・コンサルタント能力評価試験の一つとなっています。

看護師転職支援会社の場合は、一般的な転職・キャリアに関する専門性だけではなく医療業界特有のキャリア慣習や看護師の仕事についても精通している必要があるため、キャリアアドバイザーにもより高い専門性が求められると言えます。

なお、転職支援会社によって、求職者の担当と企業(病院)の担当が分かれているケース(片面)と、一人で求職者と企業(病院)の両方を担当しているケース(両面)の2パターンがあります。

求職者担当と企業担当が分かれている場合は、キャリアアドバイザーは求職者のカウンセリングに専念できるため、よりカウンセリングスキルは高いと言えますが、企業(病院)と直接接しているわけではないため、求人情報の詳しさという意味でいくと両面対応しているアドバイザーには劣ると言えます。

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