質問：転職というより、看護師そのものを辞めたいのですが…

新卒で病院に入職した看護師の方の中には、実際に現場で看護師として働いてみると、「自分は看護師に向いていないかも…」と感じてしまう方が少なくありません。なかなか仕事が覚えられず、患者や同僚、医師などに迷惑をかけてばかりの自分、プリセプターに怒られる毎日、看護の現場で日々感じるリアリティショック、深夜残業と夜勤の繰り返し、業務後のレポートなど、精神的・肉体的に大きな負担がかかる原因は山のようにあります。

こうした環境の中で働いていると徐々に精神が追い詰められていき「自分には看護師が向いていない」と感じるのも無理はないでしょう。

しかし、よくよく考えてみれば、看護師の仕事は何も病院だけに限られているわけではありません。また、新卒看護師の多くはスキルアップを重視して急性期病院への配属を希望する方も多いと思いますが、急性期は性質上、どうしても肉体的・精神的にハードな環境になりがちです。

もし急性期での働き方が自分に合わなかったとしても、もう少しじっくり患者と関われる療養型での仕事や、精神病院などの仕事もありますし、他にもクリニックや介護施設など、看護師として活躍できる職場は数多く存在しています。

もちろん、看護師資格とは関係のない仕事に就くのも一つの手ではありますが、せっかく苦労して手にした資格ですから、できれば看護師という国家資格を活かしつつ、自分のワークスタイルに合った働き方ができる職場を見つけたいものです。

そんなときは、ぜひ一度、看護師転職サイトのキャリアアドバイザーに相談してみることをおすすめします。「看護師を辞めたい」と感じる方は少なくありませんが、よくよくその理由を掘り下げてみると、看護という仕事そのものに対する興味がないのではなく、働き方や環境を変えるだけで看護師として活き活きと働いていけるというケースが非常に多いからです。

特に、新卒で病院に入職してからまだ１年も経っていない方の場合、たった１つの職場、それも初めての職場での経験だけで「向いている」「向いていない」と判断するのは早すぎることもあります。

看護師には様々な活躍の場がありますし、それだけキャリアの選択肢や可能性もあるのです。ぜひ看護師のキャリアに精通しているキャリアアドバイザーに相談してみて、一緒に解決策を探してみてはいかがでしょうか。

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