転職をするからには、次こそ理想の職場で働きたいもの。少なくとも以前の職場よりは環境が改善しないと転職した意味がなくなってしまいますよね。しかし実際にはなかなかそうもいかないのが転職の難しいところです。
実際に転職を経験した看護師の皆さんの中には「転職してとてもハッピーになった!」という方もいれば、前の職場よりさらに状況が悪化してしまい、「入職して3日目だけどもう辞めたい…」など悲喜こもごも。
そこで今回は、看護師の皆さんが転職してから後悔したポイントとして挙がることが多い3つのポイントをご紹介したいと思います。「転職は慎重に」とよく言われますが、転職に失敗しないためには事前の情報収集や準備がとても大事です。転職してから「こんなはずじゃなかった!」とならないように、ぜひ下記3つのポイントについては気をつけてくださいね!
1. 求人票や面接で聞いていた条件と違う!
皆さんの後悔の中でも一番多いのが、「事前に聞いていた話と違う!」というもの。特によくあるのは、残業時間や休日など、労働時間に関するものです。面接時には残業は少ないと聞いていたのに、いざ入職してみたら毎日たっぷり残業をさせられたり、有給がとりやすいと聞いていたのに、全くとれなかったりと、現実はなかなか厳しいものです。
特に勤務時間については、病院側としても「人による」というのが正直なところですし、長く働くかどうかは本人の仕事能力や繁忙期かどうかなどでも変わってくるため、面接時の話と実際の職場でギャップが発生することがよくあります。
また、実際の採用現場では離職率が高くて看護師不足に悩んでいる職場ほど、新しい看護師を採用しようと必死ですから、面接時にはあまりネガティブな情報を伝えずにいいことばかり言ってくるケースもあります。(だからいつまでたっても離職率が高いままなのですが…)。
こうしたトラブルを防ぐためにできることは、ずばり採用担当者以外の人の話を信用することです。実際にその病院で働いている看護師の話を聞くことができればベストですし、それが難しければ、看護師転職支援会社のキャリアアドバイザーに教えてもらったり、自分の代わりに労働環境の実態をリサーチしてもらったりするのもありです。
また、労働時間はもちろんですが、給与や賞与、福利厚生などについても入職後に条件が食い違うケースが多いので、入職前にしっかりと正しい条件を聞いておくことが重要です。一度入職してしまったら、すぐに辞めると次の転職が難しくなりますし、すぐに辞めさせてもらえるとも限りません。
看護師の採用市場は売り手市場だからこそ、採用に必死な病院側がいつも真実を伝えてくれるとは限らないのです。看護師転職支援会社なども上手に活用しながら、自分で責任を持って入職前に徹底的に情報収集することが重要です。
2. 職場の人間関係が悪い!
職場の人間関係が嫌で転職したのに、新しい職場はもっと人間関係が険悪だったというのもよくある話です。人間関係の難しいところは、外からは実態が全く分からないといところ。
患者として訪れるぶんにはとても雰囲気の良い病院に見えるのだけど、実際には裏でとても人間関係が悪い職場というのもありますし、そもそも職場の雰囲気には相性がありますので、客観的に判断するのはとても難しいものです。
病院の採用情報ページの中には「アットホームな職場」「仲が良い」「協力し合って」などという文言とともに楽しそうに働いている看護師の写真が掲載されていることもありますが、こうした情報を鵜呑みにするのはおすすめができません。
人間関係が原因で転職活動をする方や、人付き合いがあまり得意ではないという方は、看護師転職支援会社を活用して入職する事前に病院の実際の職場の雰囲気をしっかりと下調べしておくことが肝心です。
看護師転職支援会社には、なかなか外には公開できない病院の内部情報がとても多く蓄積されています。キャリアアドバイザーは面接同行や職場見学、求人のヒアリングなどで何度も病院に足を運んでいますので、自分の目で見た情報を教えてもらうこともできます。また、何より貴重なのは、看護師転職支援会社に登録しに来た看護師の皆さんから寄せられる生の口コミ情報です。
転職相談の際に皆さんがお話した勤務先に関する情報は看護師転職支援会社の情報データベースの中に登録されていきますので、その蓄積により、看護師転職支援会社は全国の病院の内部情報に関する膨大な情報量を持っているのです。しかし、そうした情報の中には当然ながら機密情報が多く含まれますので、インターネット上に公開されることなどは決してありません。
あくまで匿名の情報提供者からの内部情報として、口頭のみで共有されるのが一般的です。そのため、病院の内情について事前に知りたければ、看護師転職支援会社に登録して、担当のキャリアアドバイザーに直接教えてもらう必要があるのです。幸い、看護師転職支援会社は情報提供から転職支援まで全てのサービスを無料で行ってくれますので、「次こそは人間関係でつまずきたくない!」という方はぜひ上手に活用することをおすすめします。
3. 仕事内容が合わなかった!
転職後の後悔として多いのが、仕事内容に関するものです。特に急性期病院から精神病院への転職、病院からクリニックへの転職など、大きく環境を変える転職を検討している方は注意が必要です。
急性期ならもっとやりがいを持ってバリバリ働けそう、クリニックならゆとりを持って働けそう、など看護師の皆さんの多くが、隣の芝生を青く思っています。しかし実際にはどんな職場にもそれなりの苦労がありますし、どの職場が合うかはその人の性格や経験、年齢や家庭の状況など様々な条件によっても変わってきますので、憧れや現実逃避だけで転職するのはとても危険です。
入職する前には、実際の仕事内容や働き方、一日のスケジュールなどをできる限り具体的に聞いておくことをおすすめします。待遇面や条件に関する質問を面接時にするのは憚られるという方も多いと思いますが、仕事内容についてであれば前向きな質問と捉えられますので、詳しく聞けば聞くほどしっかりと教えてもらえるはずです。
また、病院からクリニックや介護施設、訪問看護など全く未経験の職場への転職を考えている方は、自分だけで情報収集をするのではなく、看護師転職支援会社なども活用しながらできるかぎり自分の職場に対するイメージを具体的にしておくことをおすすめします。
特に大事なのは、良い点だけではなく悪い点、苦労しそうな点について事前にしっかりと知っておくことです。過剰な期待は裏切られて終わるだけですが、予めネガティブな側面について心の準備と覚悟をしておけば、入職後のギャップは少なくなります。キャリアアドバイザーには良い面だけではなく悪い面も含めて客観的なアドバイスをしてもらうようにお願いしましょう。
後悔先に立たず!事前の情報収集にこだわろう!
上記で見てきたとおり、転職後の後悔には様々なポイントがあり、どのポイントも誰にでも起こりうることです。こうした後悔を未然に防ぐためにできることは、ずばり入職する前の情報収集を徹底的に行うこと以外にありません。病院の採用担当者だけではなく看護師転職支援会社のキャリアアドバイザーも活用しながら、事前に十分な情報を集めたうえで入職するかどうかを決めるようにしましょう!
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