女医と仲良くなれない人のための3つの処方箋

00023.女医と仲良くなれない人のための3つの処方箋

憧れの看護師の仕事に就くことができ、夢を現実に変えスキルアップのために日々頑張っている皆さん。患者さんと向き合うことはやりがいにつながりますし、一生続けていきたいと思う天職として日々の業務に励んでいる人も多いのではないでしょうか。しかし、業務にあたり女医の先生との関係に悩んだ経験がある看護師の方は多いようです。職場の女医さんと仲良くなれず悩んでいる人のための、3つの処方箋をご紹介しましょう。

1、女医は高飛車、感情的、看護師を見下しているという先入観を捨てる

女医というと高学歴ですし、男性医師が多い中では患者さんからもマドンナ的存在。しかも最近は容姿端麗な先生も増えてきており、頭がよくてスタイルも抜群と来れば、いくら白衣の天使と呼ばれる看護師でも嫉妬してしまう存在かもしれません。

また、女医の先生はまだまだ女性が少ない社会の中、厳しい研修医時代を経て夢の医者になっただけに、自分にも厳しく他人にも厳しいというイメージがあるのかもしれません。ちょっとしたことでも上から目線の言い方に聞こえたり、看護師を見下しているのではととれるような言動に思えてしまう場合も少なくないのではないでしょうか。

しかし、女医の先生も看護師と同様、常に一生懸命に患者のことを第一に考えているがゆえ、多くの患者の診察に追われているときや緊急時にはどうしても患者を優先してしまい、言葉尻がきつくなってしまうこともあります。あなたが多くの人を救いたいと思うのと同じく、女医の先生も患者さんを第一に考えているのです。

その証拠に、患者と話すときと看護師に話すとき、先生の言葉が違うと感じたことはありませんか?優しく問いかけたり、その時々の状況を的確に把握し対応している姿は、医療従事者として尊敬すべきところです。看護師を見下しているのではなく、患者さんに意識が向いていると考えると気持ちが楽になるのではないでしょうか。

2、実は看護師との人間関係に悩んでいる女医も多い

女医と看護師では業務の内容は大きく違いますが、職場の中では同じ女性として時にはガールズトークなどの話題で盛り上がりたいもの。しかし女性同士仲良くなりたいと考えているのは看護師だけでなく、実は女医も同じ悩み、つまり人間関係で悩んでいる人も多いのです。

業務内容からして医師あっての医療現場ですから、女医からの指示に基づいて看護師が動くという構造上、看護師から女医に話しかけづらいと感じている人は実は多いもの。しかし、女医の先生も看護師と女性同士仲良くチームワークを組んで、患者さのために医療を提供したいと考えていることを知ると、捉え方が変わってくるのではないでしょうか。

忙しいがゆえに話しかけづらいと思われがちですが、実は仲良くしたいと思っている女医が多いのです。例えば、職場のみんなに共通する食べものやファッション、芸能人の話題など話題はたくさんあります。話しかけづらいと感じている人も、勇気を出して話しかけてみてはいかがでしょうか。

3、大事なのは役割の違いを尊重すること

いろいろな角度から女医の先生が感じていることを探ってみると、今まで思っていたこととは違う視点を感じることができるのではないでしょうか。女医といっても看護師と同じ人間。そして医療を大切にする医療従事者であるということです。今までは距離があった関係がちょっとしたことをきっかけとしてぐっと距離が縮まるかもしれません。

苦手意識を持った人と話してみると、今まで持っていたイメージとのギャップで、親密さも増すのではないでしょうか。しかし、親密になりすぎるのも注意が必要です。親しき仲にも礼儀ありという言葉があるように、あくまでも職場での関係ということも意識しなくてはいかません。看護師と女医は、医者と看護師という関係を踏まえた上で、仕事時間内でチームワークをよくするための方策を見つけていく必要があります。

例えば、ちょっとした雑談や休憩時間での会話やランチなどはOKですが、患者が見ている前での仲のよすぎる談笑や場にそぐわない盛り上がりなどは痛みに苦しんでいる人などに対して不安や不信感を抱かせないとも限りません。どんな職場でも距離が近くなり過ぎると業務に支障をきたしてしまう場合もあるため、注意が必要です。節度を持ったコミュニケーションを心掛けましょう。

いかがでしたか?職場での人間関係は誰にでもつきものです。しかし一度そのスパイラルにはまってしまうと解決策が見いだせなくなってしまう場合もあります。折に触れて相手の立場や違った視点から気持ちの切り替えをすることは有効な手段の一つ。

看護師業務を最優先しながら、少しずつ女医の先生とのきっかけ作りを模索していってみてはいかがでしょうか。ふとしたことで相手のよさを知ることができ、信頼関係によるプラスのエネルギーを患者の看護に活かすことができるかもしれません。

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