看護師を辞めたい、という考えがふとよぎってしまうと、仕事を続けるのが辛くなってしまいます。しかし、その辛さもあって看護師を本当に辞めるということは、果たしてよい選択なのでしょうか?看護師という職業を辞めたいかもしれない、と迷ったら考えたい3つのことをご紹介します。
1、看護師という職業を辞めたいのか、今の職場が嫌なのかを考える
看護師を辞めようかな…と胸をよぎってしまったら、なぜそう思ってしまったのか、原因を追及してみましょう。特に、前からずっと辞めようと思っていて何か月もモヤモヤしている方は、元の原因がよくわからなくなっているケースもあります。辞めることを心の片隅におきながら仕事を続けることは、自分にも患者さんにとってもあまりよくありませんね。原因を考えてみましょう。
原因を突き止めるポイントとしては、看護師という職業を辞めたいのか、今の職場を変えれば看護師は続けたいのかというところを考えることです。例えば、職場の雰囲気や人間関係などが合わなくて辞めたい場合は、看護師を辞めなくても他の働きやすそうな病院を探せば解決します。
このように、取り除くことができる障害が原因であれば、看護師を辞める必要はないでしょう。一方で、看護師という職業を辞めたいという理由がある場合には、仕事に対する限界なども感じているのかもしれません。これは、技術や協調性に極端に欠けているなどの問題がある場合を除いては、責任感が強く完ぺき主義の方に見受けられることが多いケースです。
仕事への責任感が強いことは素晴らしいことです。しかしそれがときとして「こうでなければならない、こうであるべき」と自分自身へのハードルを上げ、苦しめてしまう場合もあります。そのような傾向がある方は、自分を認めてあげることが大切です。1日の勤務を終えたら「よくガンバったね、自分」と心の中で褒めてあげましょう。
2、辞めたい理由は外側にある?それとも…
あなたはなぜ看護師という職業を選んだのか、まずは原点に返ってみましょう。小さいころ体が弱かった自分を支えてくれた看護師さんに憧れて、ナイチンゲールの話が素敵だった、周囲に働いている人がいた、など様々あるでしょう。
確かに、現実には辞めたいと思う理由が山ほどある、という方もいると思いますが、それは環境や働く人など自分以外の外的な要因による場合もありますね。しかしそれらは自分だけでは解決できるものではありません。その時は外に向いていた意識を自分の内側に向けてみましょう。
そのためには、「本当は看護師を続けたい?」「仕事は好き?」と自分に質問をしてみることが大切です。もしも看護師の仕事にやりがいを感じていて、仕事が好きだと気がついたら、看護師という職を辞めると後悔することになってしまうでしょう。その場合は、どうやったら続けられるかどうかを考えてみてください。まずは、今の環境でどうやったら好きな仕事を続けられるだろうか、ということをとことん考えてみるとよいかもしれませんね。
3、辞めたい理由別の対処法
どんな職業にも当てはまると思われますが、辞めることは精神的にも負担がかかったり、先々の収入面で不安を抱いたりする場合もありますね。また、時間的なロスも避けたいところです。そこで、辞めたい理由別に対処法をあげてみましょう。
「仕事が過酷で辞めたい」と思う場合
仕事の役割分担、勤務体制、勤務形態、担当の科を変えてもらうというように、勤務先の中で希望に近い働き方ができるかどうかを相談してみましょう。過剰な労働は心身ともに疲弊し、看護師の仕事そのものを続けられなくなることもあります。環境を変えるのが難しい場合は、別の病院を探すことも考えてみましょう。
「人間関係が嫌で辞めたい」と思う場合
人間関係に悩みを感じている場合は、自分を振り返り態度を改めるか、それでもストレスになりそうな場合は別の病院を探す方法もあります。しかし性格的に人と対立しやすいなど、コミュニケーションスキルに問題があるケースでは、移動先でも同じ理由で退職するリスクがあります。その場合には心理学系のビジネス本を読むと参考になるでしょう。
「家族との時間が少なくて辞めたい」と思う場合
子供のいるママ看護師などの場合は、子供との時間も大切にしたいですね。職場に勤務形態の見直しを申し出てみましょう。パパとの家事分担なども改めて考え、仕事に協力してもらえるようにも相談することも大切です。
「十分学んだのでそろそろ別のキャリアを積みたい」と思う場合
看護師としてより一層のスキルを身に着けたいのなら、希望する科に異動を申し出るか、さらなる活躍ができるように今よりもワンランク上を狙った転職も考えてみましょう。
考えるべき3つとは
看護師を辞めたいと思ったときには下記の3つを考えてみてください。
- 今の職場が嫌なだけで看護師は続けたいかどうか
- 外的要因と内的要因から考え、仕事そのものが好きかどうか
- 現時点で改善できることに取り組もう
実際には病院を退職しても、後に医療の現場に戻る看護師さんも多いようです。また、看護師という資格を活かして、病院以外の場所に勤務される方もいらっしゃいます。
特に、看護師の資格やスキルを活かすことができる職業は、訪問看護、保育園、企業の医務室に勤務する産業看護師など、増加傾向にあると思われます。もちろん、看護師向けの転職サイトもありますので、必要に応じて確認するとよいでしょう。
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著者情報
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