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稲熊病院は1944年に発足した医療機関です。病院は発足以来地域のホームホスピタルとしての医療の提供に努めてきました。標榜診療科には内科、小児科、神経内科、リハビリテーション科を有しています。名古屋市立大学の神経内科や循環器の専門医による特殊外来も行っています。さらに、ＣＴ、内視鏡検査、エコー検査設備においてはいち早く揃え、患者さんが来院されたその日に検査できるように完備されています。また3名の理学療法士が常勤する自然光がやさしく射し込む広いリハビリ室で訓練を実施しています。入院患者さんにおいては毎日、外来患者さんもできる限り訓練を受けてもらえるよう病院では体制を整えています。そして患者さん一人ひとりに適した療法を実施していくために一人の患者さんに同じスタッフを配備していくことで機能回復訓練だけではなく患者さん自身のリフレッシュにも役立てられます。重症な患者さんで、より高度な医療が必要と判断した場合には、連携病院に紹介する制度を設けています。また、病院では患者さんとご家族を繋ぐスペースとしてデイルームを設けています。デイルームでは入院している患者さんとご家族の方との語らいの場としてやくつろげる空間和める場所としても利用されています。このように地域の「かかりつけ医」として、地域の方々の健康を支え安心して暮らせるよう努めると共によきパートナーとして地域の皆さまに役立てるよう努力していくことが病院スタッフには求められています。

新生会第一病院は地域に密着した医療に力を入れて取り組んでいます。そんな病院では腎臓内科を中心に4診療科で展開しています。腎臓内科では医師や看護師、薬剤師管理栄養士、医療ソーシャルワーカーからなるチームを編成しチーム医療体制を構築しています。腎代替療法を取り入れ、血液透析や持続携帯式腹膜透析、家庭透析などを実施しています。家庭透析では医療施設などの管理の下で患者さん自身のライフスタイルに合わせて行える透析などを導入しています。家庭透析はよりよい透析ライフを送ることができ患者さんにとって快適なストレスの少ない透析医療を得ることに?がります。病院では地域の方や患者さんに向けた活動として腎臓病教室を開催しています。教室は年に4回実施しています。腎不全の悪化や進行を予防するために正しい疾患に対する正確な知識の習得を目的としています。この他にも近年急速に増加している生活習慣病の一つ糖尿病について糖尿病教室も開催しています。教室では糖尿病に関するあらゆるテーマを設け医師や看護師、薬剤師などがテーマごとに担当していきます。また糖尿病看護外来では看護師や保健師が中心となり患者さんの生活支援や血糖コントロール、フットケア、セルフケアを実施していきます。糖尿病と上手につきあえるように支援していく取り組みを行っています。

高木病院は昭和２９年に発足した地域に密着した医療を展開してきました。診療科には内科、消化器科、外科、整形外科を有しています。そして病院は患者さんの早期発見、早期治療に力を入れた活動を展開しています。そのため検査治療では胃及び、大腸の内視鏡検査、超音波検査、心電図検査、X線検査、CT検査、骨密度、胃バリウム検査、注腸検査などの各種検査を実施しています。またこの他にも胃、大腸、膵臓、胆道などのがんの早期発見が期待される「マイクロアレイ血液検査」を導入しています。マイクロアレイは新しい方法の検査として遺伝子レベルまで判定できる検査といわれています。またピロリ菌除菌を実施しています。ピロリ菌患者数は現在約6000万人といわれています。このピロリ菌に対し特定の疾患のピロリ菌除菌の推進を実施しています。そしてわずか5mlの採血を行うだけで簡単にがんを発見するスクリーニング検査を実施しています。対象となるがんは胃がん、肺がん、膵臓がん、前立腺がん、乳がん、子宮がん、卵巣がんとなっています。死亡率も高いがん疾患も含まれているので早期発見への期待をされています。このように病院では多様な検査項目を設け早期発見に繋げるための医療に努めています。