訪問入浴ナース

訪問入浴ナースとは、訪問看護サービスを利用している患者の自宅に訪問し、入浴を専門に介助する仕事です。訪問医(カルテ)の指示に従って、血圧・体温・脈拍などの健康状態チェック、入浴の可否判断、洗髪・洗体など一般的な入浴介助、入浴前後の観察・記録などが仕事となります。

訪問入浴での現場は基本的にヘルパー、介護士、看護師の数人で1チームとなり、訪問入浴カーに乗り込んで1日5件程度の利用者宅を訪問します。訪問入浴の仕事は単発でも働ける上、他の看護師アルバイトと比較しても日給が高いため、非常に魅力的な仕事の一つです。また、現状では訪問看護、訪問介護の現場では看護師が慢性的に不足しているため、求人数も豊富にあり、好きな日程で働くことが可能です。

短い時間で効率的に稼ぎたいという方や、今まで病棟での勤務経験しかないが、訪問看護の現場も体験してみたいという方にはおすすめの仕事だと言えます。

ただし、訪問入浴ナースは多い日だと1日6~7件の利用者宅を回ることもあり、体力的に負荷が高い、入浴介助で腰痛になることが多い、利用者によっては必要以上に時間がかかってしまい、残業が発生してしまうなど、大変な部分もあります。また、訪問入浴は常にチームで動くので、ヘルパーや介護士などとの人間関係に悩む方もいるようです。

非常に好条件の魅力的な仕事ではありますが、そのぶん苦労する部分もあるようなので、興味がある方はぜひ一度体験してみることをおすすめします。

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