面接の場では、面接官からの質問だけではなく、こちらから質問する時間も与えられるのが通常です。
面接は一方的に評価される場ではなく、お互いに判断する場ですので、入職するにあたって気になる点などがあれば、ぜひ面接の機会を活かしてしっかりと確認するようにしましょう。
しかし、中には面接官に対する印象や入職後のことを考えると、ストレートには聞きづらいという質問もあるのではないかと思います。
ここでは、そのような質問の上手な聞き方をご紹介したいと思います。
聞きづらい質問の仕方
一般的に面接の場では聞き辛いと言われがちな質問としては、下記のような質問が挙げられます。
- 職場の人間関係について
- 福利厚生制度について
- 給料について
- 残業・休日の実態について
ここでは、それぞれの項目について、自分の印象を悪くせずに聞きたい内容を上手に聞き出すポイントをご紹介します。
職場の人間関係について
職場の人間関係については、誰もが実態を入職前に詳しく把握しておきたいというポイントでしょう。
しかし、職場の雰囲気や人間関係をどう感じるかは人によって異なりますので、「職場の人間関係はどうでしょうか?」とストレート聞かれても、採用側も返答に困ってしまいます。
ここで質問する際のポイントは、以前の職場での環境や自分の希望などを前置きにしながら、相手が応えやすいようにイエス・ノーで回答できる質問や明確な事実に基づく回答がある質問を、「さりげなく」してみるという点です。
- 「私は長く働きたいと思っているのですが、皆さんはどのくらい働いている方が多いのでしょうか?」
- 「以前の職場では休みが合えばよく同僚で食事などに出かけていたのですが、皆さんもよく食事に行かれたりするのでしょうか?」
- 「時間帯にもよると思いますが、静かな雰囲気と、ワイワイした雰囲気とでは、どちらがイメージに近いでしょうか?」
- 「若い方が多いなと感じたのですが、平均年齢はいくつぐらいなのでしょうか?」
「職場の人間関係や雰囲気は良いですか?」と聞かれれば、実際に良いかどうかは別として、採用側としても「良い」と答えざるを得ないでしょう。
しかし、上記のように具体的な事実を問う質問や選択式の質問であれば、相手も本当のことを回答しやすくなります。
職場の人間関係は、入職後の仕事のやりがいや満足度に大きく関わってくる部分ですので、ぜひ上手に確認してみましょう。
福利厚生制度について
福利厚生制度についても、「育児休暇制度はあるのか?」「研修制度はどうなっているのか?」などを細かく一点一点確認していては、印象が悪くなっていまいます。
制度自体について問うのではなく、下記のように間接的に質問すると、相手が制度について詳しく教えてくれるかもしれません。
- 「子育てをしながら働いている方も多くいらっしゃるのでしょうか?」
- 「仕事をしながら専門資格を取得した方もいらっしゃるのでしょうか?」
給料について
給料や待遇については、質問する際にもっとも注意が必要な項目だと言えるでしょう。聞き方を間違えると非常に印象が悪くなってしまうケースもあるためです。
しかし、入職をする上では当然ながら誰にとっても給料やとても大事なポイントです。下記のように、前置きをしたうえで自然に確認するなどがよいでしょう。
- 「お話をお伺いして、ぜひとも働きたいという気持ちが高まったのですが、給与面などについても教えて頂けますでしょうか?」
- 「自分自身の頑張り次第だとは分かっているのですが、入職後、給与はどのように上がっていくイメージでしょうか?」
残業・休日の実態について
残業時間や休日の実態についても、非常に気になるポイントです。しかし、これらの質問もストレートに聞いてしまうと、「仕事をする意欲が低い」と思われてしまう可能性がありますので、注意が必要です。
残業や休日出勤は避けたいというネガティブな雰囲気を出すのではなく、下記のようにあくまで自然に質問するのがポイントです。
- 「ハードワークには慣れているのですが、皆さんは毎日どのくらいまで働いていらっしゃいますか?」
- 「休日はしっかり勉強にあてたいと考えているのですが、そのような時間はどのくらいとれそうでしょうか?」
看護師転職支援会社に頼るのが一番
上記のように、面接の場で聞き辛い質問をする際は、少し質問の仕方を工夫することで、相手にマイナスの印象を与えずに情報を聞き出すことができます。
しかし、面接官が教えてくれる情報が全て正しいとも限りませんし、採用側が全ての本音で話してくれるとも限りませんので、一番確実なのは、看護師転職支援会社から情報提供をしてもらうことです。
特に職場の人間関係や残業実態、実際の給与イメージといった情報については、看護師転職支援会社であれば過去の登録者からヒアリングした情報や病院への取材を基に得た情報が豊富に蓄積されているので、かなり質が買い情報を提供してくれます。
第三者の目線から客観的に情報提供をしてくれますし、看護師転職支援会社であれば遠慮せずに聞きたいことをストレートに確認することができるのでおすすめです。
上記のような質問項目は入職後に長く働いていく上でとても重要になってくるポイントばかりだと思いますので、面接の場に限定するのではなく、積極的に看護師転職支援会社を活用して情報収集することをおすすめします。
「面接対策」のその他のページを見る
- 面接前の準備
- 面接当日の流れ
- 面接のポイント(マナー編)
- 面接のポイント(アピール編)
- 面接で良く聞かれる質問
- 聞きづらい質問の仕方
- 採用担当者の本音
「転職ノウハウ」のその他のページを見る
この記事へのコメントはこちら
サポートの手厚さで選ぶならレバウェル看護(旧 看護のお仕事)
おすすめ度 | 1位 |
---|---|
転職祝い金 | なし |
求人件数 | 全国13万件以上 |
エリア | 全国対応 |
2024年03月の登録数:1位 |
業界最大手!転職支援実績No.1ならナース人材バンク!
おすすめ度 | 2位 |
---|---|
転職祝い金 | なし |
求人件数 | 全国20万件以上 |
エリア | 全国対応 |
2024年03月の登録数:2位 |
顧客満足度96.3%!大手だから安心のマイナビ看護師
おすすめ度 | 3位 |
---|---|
転職祝い金 | なし |
求人件数 | 日本最大級 |
エリア | 全国対応 |
2024年03月の登録数:4位 |
※登録数は当サイトからの1ヶ月の登録者数を集計したものです。